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チョコレートの起源はメキシコ 健康や美容にも期待大!

ほっと一息入れたいときに、軽くつまみたくなるチョコレート。2月14日のバレンタインデーには、愛情や親しみを伝えるツールとしても用いられています。一方で、チョコレートは健康や美容への作用にも期待が高まっています。

この記事では愛すべきチョコレートの起源をたどり、気になる健康や美容への影響についてもお伝えします。

チョコレートの起源はメキシコ

古代マヤ文明の都市カラクムルから見つかった絵。カカオ飲料を作って飲む様子が描かれている。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRET, NAT GEO IMAGE COLLECTION)

チョコレートの歴史の始まりは、なんと2000年以上前の紀元前です。古代メキシコではカカオは神さまの食べ物として大変貴重なものでした。

このときのチョコレートは、現在のような固形ではありません。カカオ豆をすりつぶしたものに、とうもろこしの粉やバニラ、スパイスなどを加えた、どろどろとした飲み物です。この飲み物をショコラトルと呼んでいました。

1528年にスペインの将軍フェルディナンド・コルテスが、メキシコからカカオを持ち帰ります。そして、砂糖を加えた甘い飲み物としてヨーロッパ全域に広がっていきました。

飲み物から食べるチョコレートに

1828年。オランダ人のヴァン・ホーテンが、カカオに含まれているココアバターを絞り、さらにパウダーの発明に成功します。ヴァン・ホーテンといえば、ココアのブランド。そう、いまやココアの世界的な企業「ヴァン・ホーテン」の創業者なのです。

パウダーになることでショコラトルの渋みや苦味がとれ、現在のココアの原型となります。

そして、1847年にはイギリス人のジョセフ・フライがカカオ豆をすりつぶして砂糖を加えたものにココアバターを加え、固形のチョコレートをつくります。この発明を皮切りに、ミルクを加えるなど様々な改良が加えられてチョコレートの進化が進み、現在のような豊かな味わいになったのです。

日本に伝わったのは江戸時代?

実は、江戸時代の日本にもチョコレートは伝わってたといわれます。当時はまだ鎖国をしており、唯一海外との取引が行われていた長崎に伝わりました。

長崎に伝わった砂糖は、佐賀を通って北九州(小倉)へと続く長崎街道を通り、京都や大阪、江戸へと運ばれていました。長崎街道はシュガーロードとも呼ばれ、いまでも数々のお菓子屋さんが並びます。しかし、残念ながらチョコレートは、シュガーロードをたどることはありませんでした。

月日は流れ、チョコレートが日本で初めて販売されたのは1877年(明治10年)ごろといわれています。

それから140年あまり。いまでは国内外のメーカーを問わずにさまざまな商品が並び、日常のおやつとしてだけではなく、ギフトとしても喜ばれるスイーツになっています。

高級なチョコレート代名詞として、すっかり日本でも有名になったGODIVA(ゴディバ)も、愛されるブランドのひとつ。ベルギー生まれの企業ですが、意外にも1972年には日本に進出しています。いまでは店舗数が200店舗を超えて、多くの人を笑顔にしていますね。

チョコレートは健康や美容にいいの?

食べて美味しいチョコレートは、嗜好品としてだけではなく健康や美容の分野でも期待されています。

チョコレートには、タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、各ミネラル、ポリフェノール、テオブロミンという成分が含まれています。中でもポリフェノールには、さまざまな作用があると考えられています。

カカオポリフェノールとは?

ポリフェノールは自然界に約5000種類以上あるといわれる物質です。食品では赤ワインが有名ですが、緑茶や紅茶、そしてチョコレートにも含まれています。チョコレートに含まれるポリフェノールはカカオポリフェノールといいます。

カカオポリフェノールの作用は?

カカオポリフェノールは血圧の低下や、血管が硬くなり血管の内側が細くなる動脈硬化のリスク軽減、血液中のコレステロール値の改善といった生活習慣病の改善に有効であるといわれています。また、脂肪の蓄積を抑えるという報告もあります。

さらに、カカオポリフェノールは抗酸化力があることが知られています。ストレスや喫煙、飲酒などで生じる活性酸素は、肌荒れやからだの細胞の変性などを招きます。カカオポリフェノールが作用することによって活性酸素の働きを抑え、さまざまなトラブルの予防につながる可能性が期待されています。

さらに近年では、認知症予防の可能性についても研究が進められています。

女性にうれしい カカオポリフェノールと更年期

女性では、女性ホルモンの減少によって、体に様々な不調が起こる更年期。カカオポリフェノールは、更年期以降の女性の健康維持にも期待されています。

更年期の症状は個人差はありますが、月経リズムの乱れや、めまいやほてりといった自律神経の不調、だるさや不安、不眠などの精神症状などさまざまな不調が起こります。また、更年期以降は、骨粗しょう症のほか、血液中の高コレステロール、高血圧、高血糖など心臓や脳の病気を引き起こすリスクが高まります。

カカオポリフェノールは、高コレステロール、高血圧、高血糖を予防する作用が期待され、更年期以降の女性の助けになるかもしれません。

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良い効果も台無しになるかも 食べ過ぎには注意!

美容にも健康にも役に立って美味しいのだから、たくさん食べたいチョコレート。しかし食べ過ぎには注意が必要です。

チョコレートの成分であるカカオポリフェノールが脂肪の蓄積を抑えるという効果が報告されているため、確かに太りにくいスイーツとも考えられます。しかし、これは同量の油脂が含まれた他の食べ物に比べれば…ということ。まったく蓄積しないのではなく、たくさん食べれば脂肪は蓄積します。

特にカカオポリフェノールが少ないチョコレートでは、摂取カロリーが高すぎる可能性は十分にあります。

チョコレートにはココアバターが多く含まれるため、そのカロリーは、100gあたり550〜600Kcalともいわれます。一般的な板チョコ1枚と、お茶碗1杯分のご飯が同じくらいのカロリーとするとわかりやすいでしょうか。

健康や美容に良いといわれるチョコレートの量は、カカオ含有量が高いものを1日に25g程度*とされています。*諸説あります

「え?そんなにちょっとなの?」と感じた人は、食べ過ぎに気をつけましょうね。

定番のチョコ ちょっとアレンジでお家カフェタイム

高級チョコも良いですが、食べたいときに気軽に買える大手メーカーのチョコ。そのままでももちろん美味しいですが、自分で別のお菓子に変身させるのも楽しいもの。

レシピサイトではホットケーキミックスと合わせて簡単にケーキをつくるレシピがたくさん公開されています。オーブンを使わなくても、電子レンジや炊飯器でつくれるものも。お菓子作りが苦手という人も、チャレンジしてみる価値がありますよ。可愛くラッピングしてバレンタインデーのプレゼントにも。

ほかにも、アイスやこんがりトーストにトッピングしたり。熱々のコーヒーにチョコを溶かせば、ちょっとカフェ気分のホットドリンクの完成です。

まとめ

チョコレートは、年代や性別を問わずに好まれるスイーツ。数十年の歴史がある定番チョコから、あこがれの高級チョコレートまで品揃えも豊富です。特にバレンタインデーの時期は、いつもと違うチョコレートも手に入ります。食べ過ぎは禁物ですが、少しずつ食べ比べしてみてはいかがですか。

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