買い物の支払いをする時、現金を持ち歩く必要がないので利用する人が多いクレジットカード。
このクレジットカードで生活費をすべて支払った場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回はクレジットカードで生活費全てを支払うことについて詳しく解説していきます。
生活費の支払いにおすすめのクレジットカードも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
クレジットカードで生活費すべてを支払うのは本当にお得?
クレジットカードで生活費をすべて支払うことは節約につながります。
たとえば、「ポイントが貯まる」「割引特典が受けられる」という点です。
これらの点を詳しく見ながら、クレジットカードで生活費をすべて支払ったら、どのくらいお得になるのかも確認してみましょう。
ポイントが貯まる
クレジットカードを利用すると、ポイントが貯まります。
カードにもよりますが、貯まったポイントは日用品や食料品といった特典への交換、ギフト券など金券への交換ができます。
中には、もしくは翌月以降の買い物で利用できるというカードも。
自分の持っているカードの特典を確認しておきましょう。
ちなみにクレジットカードのポイント還元率ですが、平均で利用金額の0.5%ほどだそうです。
10万円使ったら、500ポイントがもらえるということですね。
なお、クレジットカードのポイントですが、時期によって「ポイントアップキャンペーン」を行うことがあります。
ポイントアップの時期には、還元率が上がりますので、チャンスを見逃さないようにしましょう!
割引特典が受けられる
クレジットカードにもよりますが、「利用代金から5%オフ」等の特典を付けていることがあります。
クレジットカードを使うと、それだけ割引がありお得になります。
ただし、割引の日が「毎月〇日のみ」など決まっている場合がある点には気を付けておいてください。
【クレジットカードVS現金】生活費がどれだけ節約になる?徹底シミュレーション
それでは、クレジットカードで生活費をすべて支払った場合、どのくらいポイントがもらえるかを確認してみましょう。
生活費については総務省統計局の「家計調査(令和元年)」から引用しています。
現金(二人以上の世帯平均) | クレジットカードでもらえるポイント※ | |
住居費 |
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水道光熱費 |
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通信費 |
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食費 |
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家具・家事用品 |
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交際費 |
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被服及び履物代 |
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※ポイント還元率はすべてのクレジットカードの平均である0.5%で計算しています
生活費すべてをクレジットカードで支払ったら、月間764ポイントが手に入ります。年間にして9,168ポイントです。
まったくクレジットカードを使わなかったらこれらのポイントは手に入りません。
クレジットカードで生活費をすべて支払うならばカード選びも大切!
クレジットカードで生活費をすべて支払うのならば、カード選びも慎重に行いましょう。
カードによって年会費の有無や還元率の違いがあるためです。
今回は、次の観点からおすすめカードを挙げていきます。
- 年会費無料のクレジットカード
- ポイント還元率が高いクレジットカード
- 家族で使えるクレジットカード
- よく使う店舗のクレジットカード
それでは1つずつ紹介します。
年会費無料のクレジットカード
クレジットカードを作る際は年会費の有無を必ず確認しましょう。
条件なしで年会費無料になるカードには以下のようなものがあります。
18歳から39歳までの人におすすめ「JCB カード W」
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18歳~39歳で入会すれば、年会費が永年無料になるのが「JCB カード W」です。
ポイント還元率も一般のJCBカードの2倍の1%となっています。
若年層がはじめて加入するカードとしてもおすすめしたいクレジットカードです。
年会費永年無料「オリコカード ザ ポイント」
出典:クレジットカード入会(Orico Card THE POINT)|かなえるのそばにオリコカード・オリコローン
「オリコカード ザ ポイント」は年会費永年無料のクレジットカードです。
ポイント還元率は常に1%以上!
ポイントの貯めやすさでも人気を集めています。
ポイント還元率が高いクレジットカード
節約を考えるならば、何といってもポイント還元率が高いカードがおすすめです。
ポイントが貯まりやすい「楽天カード」
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楽天市場をよく使う人にとくにおすすめしたいのが楽天カードです。
ポイントアップキャンペーンが頻繁に行われています。
入会時にもポイント進呈がされるため、ポイントを早く、そして多く集めたいならばぜひ加入しておきたいカードです。
ドコモユーザーにおすすめ「dカード」
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ドコモユーザーならば持っておきたいのがdカードです。
普段の買いものでも1%という高還元率ですが、スマホ代や公共料金の支払いもまとめれば、さらにポイントがプレゼントされるという特典があります。
家族カードでおすすめなクレジットカード
家族で同じカードを使うと、よりポイントが貯まりやすくなります。
また、審査に通りにくい人でも、本会員が審査に通過できればカードを持てるという点もメリットです。
旅行好きな人におすすめ「JALカード」
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マイルを貯めたい人にはJALカードがおすすめです。
家族会員になれば、家族が貯めたマイルも合算できます。
家族会員であっても、旅行の際の保険が付帯されており、本会員同様のサービスが受けられます。
よく使う店舗のクレジットカード
特定の店舗での買い物時にポイントが貯まりやすい、割引特典があるというクレジットカードもあります。
よく使う店舗がある場合は、提携しているクレジットカードがないかを確認してみましょう。
イオンでの買い物時に「イオンカード」
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イオンモールやマックスバリュなどでの買い物時はポイントが2倍付与されます。
また、グループ店舗では毎月20、30日に買い物代金が5%オフになる特典もあります。
クレジットカードで生活費をすべて支払うと家計管理も簡単できる!
選びたいクレジットカードをご紹介したところで、クレジットカードで生活費をすべて支払うことで、家計管理もラクになることについてもご紹介していきます。
利用履歴・明細が簡単に確認できる
クレジットカードを利用すると、毎月明細が発行されます。
- 利用した月日
- 店舗名
- 利用料金
が明記されていますので、どの店でいくら使ったのかが簡単に確認できるので非常に便利です。
毎月チェックすると使いすぎを防ぐこともできるでしょう。
また、クレジットカードによっては、不正防止のために利用するとすぐにメールで連絡が来るものがあります。
メールが届いたら必ず確認するようにしてください。
アプリとの連動で家計簿をつける手間を削減できる
最近は家計簿アプリとクレジットカードの連動ができるようになっていることをご存知ですか?
自動的にクレジットカード利用履歴がアプリに登録されるのです。
家計簿アプリとクレジットカードを連動させると家計簿をつける手間も省けます。
という人でも問題なく家計管理ができますので、ぜひ活用しましょう。
【公共料金もOK】すべての生活費をまとめると一元管理できてわかりやすい!まとめて支払いOK!
水道料金、ガス料金、電気料金など、毎月数種類の公共料金の引き落としがあるのではないでしょうか。
それぞれ引き落とし日が違い、銀行口座にお金を準備しておくのを忘れてしまいそうになるという人もいるかもしれません。
公共料金もクレジットカードで引き落としができます。
すべてまとめておくとそれぞれの公共料金の引き落とし日を覚えておく必要もありません。
クレジットカードを生活費すべての支払いに使うことのデメリット
クレジットカードで生活費すべてを支払うことにはいくつものメリットがあることをご紹介しましたが、反対に注意点もあります。
どのようなことに気を付けないといけないのでしょうか。
管理をしっかりしないと使いすぎる恐れがある
現金が手元になくても買い物できるのがクレジットカードのメリットです。
しかし、どこにいくら使ったかを把握しておかないと、つい使いすぎてしまう可能性もあります。
クレジットカードを使う際は、
- 利用したら金額をメモしておく
- 利用お知らせメールが来る場合は必ず毎回確認する
- 毎月の明細は必ず確認する
ことを心がけましょう。
カード紛失の可能性がある
クレジットカードには紛失の恐れもあります。
すぐに利用停止手続きができればいいのですが、気付かずにそのままにしていると、不正利用されることもあります。
クレジットカードの管理には気を付けましょう。
特に複数のクレジットカードを持っている人は注意してください。
利用条件によって年会費がかかることがある
クレジットカードの中には、
- 初年度は無料だけど2年目からは年会費が必要
- 1年間で一定金額以上利用しないと年会費が必要
など、条件次第で年会費がかかるクレジットカードもあります。
条件を満たしていないと、年会費が引き落とされてしまうのです。
現在、まったく使っていないクレジットカードがある場合は、念のために年会費がかかる条件について調べておきましょう。
まとめ:クレジットカードで生活費をすべて支払うことにはメリット多数!ぜひ検討を!
クレジットカードで生活費を全て支払うことについてご紹介しました。
では、あらためてクレジットカードで生活費を支払うことのメリットを確認しておきましょう。
- 利用金額に応じてポイントが貯まる
- 割引特典を得られるクレジットカードもある
- 家計簿アプリとの連動で家計管理が簡単になる
- 公共料金もクレジットカードで引き落とし可能。引き落とし日をまとめられる
使いすぎに気を付けながら、お得にクレジットカードを利用していきましょう!
てすと