老後資金

老後の生活費は最低限いくら必要?豊かな老後を送るために今からすべきこと

老後の生活費はいくら必要?
会社員Sさん
会社員Sさん
老後の生活費のことって気になるよね。ところで何歳から老後になるの?
主婦Aさん
主婦Aさん
定義はないけれども、調査によると老後の生活費を使いだすのが平均65.9歳だから、そこからを老後ということが多いみたいね!

老後の生活費のことを考えたことがありますか?

今の生活が精いっぱいで老後のことまで考えたことがないという人もいるかもしれません。

そこで、この記事では老後の生活費はどの程度かかるのか、そしてどうやって貯めていけばいいのかについても解説していきます。

FP店長@ゆき
FP店長@ゆき
老後の生活費に使える年金についても確認してみましょう。

老後の生活費が心配という人はぜひ最後までお読みください。

老後の生活費は最低限いくら必要?

老後の生活費は最低限いくら必要?
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(令和元年度)によると、老後の生活費を使いだすのは平均65.9歳との調査結果が出ています。

では、老後といわれる年齢でかかる毎月の生活費はいくらなのでしょうか。

一人暮らしと夫婦二人暮らし、2つのケースを見てみましょう。

一人暮らしの最低日常生活費は月14.6万円!

総務省統計局の家計調査(2019年)によれば、65歳以上単身世帯のひと月当たりのの消費支出は14.6万円となっています。

支出の内訳は次の通りです。

  • 食費:36,000円
  • 住居費:14,000円
  • 水道光熱費:13,000円
  • 娯楽費:16,000円

夫婦二人暮らしの最低日常生活費は月25.2万円!

では、夫婦二人暮らしの場合はどうでしょうか?

こちらも総務省統計局の家計調査(2019年)でわかります。

世帯主が65歳以上の二人以上世帯の場合、ひと月当たりの消費支出は約25.2万円です。

その内訳は次の通りです。

  • 食費:70,000円
  • 住居費:14,000円
  • 水道光熱費:21,000円
  • 娯楽費:25,000円

住居費については単身世帯とほとんど変わりませんが、それ以外の費用については二人以上世帯の方が高くなります。

それだけ多くの金額を準備する必要があるということでしょう。

老後の生活費、豊かに暮らすためにはいくら必要?

老後の生活費、豊かに暮らすためにはいくら必要?
ご紹介した単身世帯、二人以上世帯のひと月当たりの生活費は、普通に生活してかかるものです。

「もっと老後を楽しみたい」と考えるならば、さらにお金が必要になります。

豊かに暮らすにはいくらくらいの費用が必要なのかをご紹介します。

一人暮らしで豊かな老後を送るために必要な生活費は月平均20.1万円!

旅行に頻繁に行く、家で楽しめる趣味をもつ、など「豊かな老後」の定義は人によってさまざまです。

どのくらいの収入があればいいのでしょうか?

残念ながら、一人暮らでの豊かな老後を送るための生活費調査はありませんでした。

ただ、夫婦二人暮らしの豊かな老後のために欲しい生活費から計算してみると、月平均で20万1,000円となります。

毎月このくらいの収入があれば、豊かな老後の生活を送れると考えておいていいでしょう。

夫婦二人暮らしで豊かな老後を送るために必要な生活費は月平均36.1万円!

夫婦二人暮らしで満足できる生活を送りたいのならば、どのくらいの生活費が必要なのでしょうか。

この回答ですが、生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(令和元年)によると、月平均で36.1万円必要という調査結果が出ています。

普通の生活を送るのに必要な金額に毎月11万円ほどをさらに上乗せしないといけないということです。

夫婦で旅行や趣味を存分に楽しみたいというならば、上乗せ分の金額を貯めておくことも考えないといけません。

老後の生活費、どうやって貯める?誰でもできる3ステップで堅実に貯めよう

老後の生活費、どうやって貯める?誰でもできる3ステップで堅実に貯めよう
豊かな老後を過ごすためには、現役時代にある程度のお金を準備しておく必要があります。

また、退職金以外に老後にもらえるお金を把握しておくことも重要です。

どのようにしてお金を準備するかを考えていきましょう。

STEP1:まずは老後にもらえる年金を確認しよう

貯めることを考える前に老後にもらえるお金を把握しましょう。

前述した「家計調査」によると、65歳以上の

  • 単身者の平均月収は126,500円
  • 二人以上の世帯の平均月収は245,374円

となっています。

ただし、これらはあくまで平均です。収入は人によって違うという点には注意してください。

さて、老後の収入といえば、いちばんに思いつくのが「年金」ではないでしょうか?

年金としてもらえる額も確認しておきましょう。
ご参考までに、厚生労働省の「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、

  • 厚生年金保険(第1号) 受給者の平均年金月額は14,6000円
  • 国民年金受給者の平均年金月額は56,000円

となっています。

たとえば、厚生年金保険受給者と専業主婦の二人世帯であれば、年金収入は月額20万2,000円となるわけです。

ただ、ご紹介した年金額は現時点のものです。

少子化で現役世代が減ってきている影響もあり、将来の年金は減少する可能性も大いにあります。

また、年金は人によってもらえる金額が違います。

自分の年金額を知りたいならば、毎年誕生日に送られてくる「ねんきん定期便」を確認してください。

今までの加入状況、将来もらえる予定の年金額が記載されています。

このねんきん定期便をもとに老後の収入を予測しておきましょう。

STEP2:生活を見直して老後の生活費を貯金しよう

現在判明している老後の平均収入額や、毎年送られてくるねんきん定期便で自分の老後の収入をある程度予想したら、足りない分をどうやって捻出するかを考えないといけません。

そこで、今からできることとして「生活費の見直し」を提案したいと思います。

生活費の見直しとしてすぐにでも手を付けられそうなポイントは次の点です。

  • 通信費(キャリア携帯を格安スマホに変更)
  • 保険(ライフスタイルに合わせた保険に変える、不要な保障を付けていないかFPに相談する)
  • 住宅費(住宅ローンの見直し)
  • 光熱費(電気会社、ガス会社の見直し)

まず、見直してほしいのは上記のような費用です。

これらを見直した後に食費や日用品代などに手をつけるようにしてください。

STEP3:iDeCoやつみたてNISA!老後の生活費のための投資も要検討!

会社員Sさん
会社員Sさん
将来の年金額の予測もした、生活費の見直しもした、それでも老後のお金が足りないかも?

という場合は、投資でお金を作ることを検討してはいかがでしょうか。

老後資金のための投資といえば「iDeCo」や「つみたてNISA」がおすすめです。

それぞれの特徴をご紹介します。

iDeCo

個人型確定拠出年金。

自分で決めた投資信託で運用する。

掛金、運用益、給付金に税制上の優遇措置があるため通常の投資に比べお得に運用ができる。

ただし、60歳までは原則解約・資産の引出しができない。

つみたてNISA

毎年新規投資額40万円までを20年間非課税で運用できる制度。

自分で決めた投資信託で運用する。

口座は1人1口座に限られる。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

つみたてNISAの仕組みとは?
つみたてNISAの仕組みは投資初心者向け!一般NISAとの違いもチェックつみたてNISAの仕組みについて知りたいですか?今回は、つみたてNISAの仕組みから一般NISAとの違いまで解説します。この記事を読めば、つみたてNISAの仕組みを理解できるので、準備ができ次第すぐにつみたてNISAをはじめられますよ。 ...

iDeCoもつみたてNISAも投資信託で運用するものです。

そのため、投資信託の内容によっては元本割れする恐れもあります。

しかし運用益が出れば、預貯金よりも資産を増やせる可能性も高いという魅力があります。

メリットとデメリットを調べて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

まとめ:老後の生活費を貯める前にもらえる年金もチェックしよう!

老後の生活費を貯める前にもらえる年金もチェックしよう!

今回は老後の生活費についてご紹介しました。

主婦Aさん
主婦Aさん
考えていたよりもお金がかかりそう
親子Bさん
親子Bさん
老後までに貯められるか心配

と思った人も多いのではないでしょうか。

そこで老後の生活費を貯める時に行って欲しいことについて再度確認しておきましょう。

まとめ
  • 将来もらえるお金(年金)の額をねんきん定期便で確認する
  • 固定費(通信費・保険など)にムダがないかを確認する
  • 運用でお金を増やせないか、iDeCoやつみたてNISAについて調べて挑戦してみる

現役世代にお金を増やせると、豊かな老後の生活につながります。

ぜひ今のうちに頑張ってみましょう。

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FPカフェ 店長ゆき
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当FPコラムサイト、店長のゆきです。ファイナンシャルプランナーの資格を活かして、カフェにいらっしゃったお客様の悩みや質問にお答えしています。
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