テレワークの広まりによって、Zoomを利用したweb会議やミーティングが徐々に認識されています。
一方で、仕事におけるオンライン上での付き合いは、どの程度まであるべきなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
その1つに、Zoomを利用したweb会議やミーティングには顔出しすべきか否かというものがあります。
部屋を見られたくない、会議のために身だしなみを整えるのが面倒と思うこともありますよね。
Zoomでの顔出しは、マナーを守って周囲との意思疎通をしっかりと図れれば、回避できるかもしれません。
また、顔出しが必要な場合でも、Zoomの機能を活用すれば安心して顔出しできます。
そこで今回この記事では、Zoomでの顔出しについてマナーや設定方法などを解説します。
顔出しに抵抗がある方やweb会議でのルールを決めたい方は、この記事を読めば、顔出しにおけるマナーやZoomの機能を理解できますよ。
スムーズにweb会議を進行するためにも、知っておきたい情報が満載です。
それでは、ぜひ最後までお読みください。
では、1つずつ説明していきましょう。
- 顔出しに関するweb会議マナー4選
- Zoomでの顔出しの設定方法
- 顔出しに活用したい美肌機能
参加者全員が気兼ねなく会議やミーティングに参加できるよう、柔軟に対応していきましょう。
Zoom顔出しはしたほうが良い?WEB会議マナー4選!
Zoomは、場所をわざわざ用意しなくても会議やミーティングができる便利なツールです。
直接会わなくていい反面、一緒に仕事をする人達の顔や表情が見えないのは不安ですよね。
信頼関係を構築するためにも、Zoomの顔出しにおけるマナーやエチケットについて理解した上で利用しましょう。
とくに気を付けたいのが以下の4つの顔出しマナーです。
- 初対面では顔出し必須
- 顔出すかどうか迷ったら主催者側に尋ねる
- 身だしなみに気をつける
- 背景に個人が特定されるようなものを写さない
それでは1つずつ解説します。
マナー1:初対面では顔出し必須
テレワークをきっかけに、web会議をする機会が増えた方もいることでしょう。
いつもとは違うオンラインだからこそ、相手方に失礼のないよう振る舞いたいですね。
顔出しのメリット
- 安心感を持ってもらえる
- 顔や表情から読み取れるものもある
- テンポよく話を進められる
とくに取引先の人と初対面の場合は、顔出しが必須と言えます。
取引先の人は、これから共に仕事をしていく大事なパートナーです。お互いに顔や表情が見えた方が、安心して仕事に取り組めます。
信頼関係を築くためにも、ためらわず顔出しで対応しましょう。
web会議のマナーは顔出しだけでなく、他にもあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
マナー2:顔出すかどうか迷ったら主催者側に尋ねる
初対面の人とweb会議やミーティングをする際は、積極的に顔を出して、互いに安心感を与えたいですね。
これが、ご自身が働く会社の上司や同僚とのweb会議だとどうでしょうか。
「声だけでも十分やり取りができる」、「見張られているようで居心地悪い」
など、さまざまな理由で、顔を出すかどうか迷うことがあるかもしれません。
また、慣れている相手だと、そもそも顔を出す必要性を感じないときもあるかと思います。
その場合は、勇気を持って「今日は顔出し必要ですか?」と尋ねると、周囲も耳を傾けてくれるはずです。
迷ったときは自分で勝手に判断せず、会議やミーティングの主催者側に尋ねるようにましょう。
マナー3:身だしなみに気を付ける
テレワークやZoomでのweb会議は、表向きの格好をしなくても支障はありません。
いつもよりカジュアルな服装の方や、メイクにあまり時間をかけていない方もいるかと思います。
在宅で仕事をしているならなおさら、身だしなみに無頓着になりがちです。
ですが、仕事である以上、最低限のビジネスマナーとして身だしなみや服装は整えるべきでしょう。
- 寝ぐせやヒゲを整える
- 清潔感のある服装・メイク
- せめて上半身は着替える
- 下半身はカメラに映らない配慮を
きっちりスーツでなくても、カジュアルすぎない恰好であれば十分です。
マナー4:背景に個人が特定されるようなものを写さない
意識しすぎと感じるかもしれませんが、画面に映る背景にも気を配りましょう。
そんなつもりはなくても、何気なく置いていた物に、個人が特定される情報が載っている危険性もあります。
また、散らかっている部屋やクローゼットなどが見られるのは恥ずかしいですね。
プライベートと仕事はきっちり分けて、できるだけ生活感のある背景が映らないようにしましょう。
なお、Zoomには「バーチャル背景」という、背景を好きな画像に変更できる機能があります。
- サインインのあと、画面右上にある歯車をクリック
- 「バーチャル背景」をクリックし、好きな仮想背景を選択
画像を見ながら、もう一度設定方法を確認しましょう。
1.サインインのあと、画面右上にある歯車をクリック
2.「バーチャル背景」をクリックし、好きな仮想背景を選択
バーチャル背景を使えば、たとえ部屋が散らかっていても安心してweb会議できます。
また、オリジナルのバーチャル背景を追加したいときは、2の画面に表示されている(+)を選択するとオリジナルの画像を選択できます。
オリジナルのバーチャル背景に名刺のQRコードを付けると商談のときに役立ちますよ。
名刺のQRコード付きのバーチャル背景の作り方については以下の記事に詳しく書かれていますので是非ご覧ください。
Zoomで顔出しのON・OFFの設定方法
Zoomでの顔出しは、どのように設定するのでしょうか。
まず、Zoomの初期設定では、カメラがONになっている状態です。
このまま会議に参加すると、心の準備もないままに、自分の顔や背景がいきなり映し出されてしまいます。
慌てることがないよう、事前に初期設定を変更しておくとと安心です。
- サインインのあと、画面右上にある歯車をクリック
- 「ビデオ」をクリックし、「ミーティングに参加する際、ビデオをオフにする」にチェック
以上のような方法で、顔出しの設定自体は簡単です。それでは、画像を見ながらもう一度確認しましょう。
1.サインインのあと、画面右上にある歯車をクリック
2.「ビデオ」をクリックし、「ミーティングに参加する際、ビデオをオフにする」にチェック
また、顔出しのON・OFFはZoomのミーティング中も設定変更可能です。
画面下の【ビデオ停止】ボタンをクリックするだけで簡単にON・OFFの切り替えができます。
Zoomは、慣れれはさほど難しい機能はありません。
音声についても、ミュートになっていないか確認しておくと、スムーズに利用できますよ。
Zoomの美肌機能!これで顔出しも抵抗なくできる
Zoomでの顔出しに抵抗がある方は、周囲からの肌やメイクの見え方が気になっているのかもしれません。
そんな方には、Zoomの美肌機能がおすすめです。
美肌機能を活用して肌を少しでもきれいに見せることで、顔出しも抵抗なくできるようになりますよ。
美肌機能の設定は、以下のとおりです。
- サインインのあと、画面右上にある歯車をクリック
- 「ビデオ」をクリックし、「外見を補正する」にチェック
たった2ステップで、カメラに映る肌の質感をよくして、ワントーン明るく見せてくれます。
それでは、画面を見ながらもう一度確認しましょう。
1.サインインのあと、画面右上にある歯車をクリック
2.「ビデオ」をクリックし、「外見を補正する」にチェック
web会議のためにメイクをしっかりしなくても、美肌機能である程度、カバーできるのは便利ですね。
生活感を出さないためのバーチャル背景や、肌を見栄えよく見せる美肌機能など、Zoomには嬉しい機能がついています。
うまく活用して、顔出しに関する抵抗を少しでも和らげてくださいね。
まとめ:Zoom顔出し有無の決定権は主催者側にある
web会議において、Zoomの顔出しが必要かどうか迷ったら、主催者側に確認しましょう。
慣れた相手であれば必要ないと感じるかもしれませんが、顔や表情が見えた方が、話がスムーズに進むこともあります。
- web会議の顔出しの有無は主催者が決めるのでわからないときは事前に相談する
- Zoomでの顔出しの設定は2ステップでできる
- Zoomにはバーチャル背景機能や美肌設定機能があるので顔出しのときに活用するといい
テレワークをきっかけに、Zoomのようなweb会議ツールを利用する機会は今後も増えることでしょう。
オンラインのよさ、対面のよさをそれぞれ認識しながら、その時々で最適な方法を採用できるよう、web会議でのルールやマナーを確認しておきましょう。
またweb会議でよく用いられるZoomには、顔の見栄えをよくする美肌機能やバーチャル背景など、便利な機能も備わっています。
不安なく会議やミーティングに参加できるよう、ぜひ活用してください。
てすと